オスカー・フォン・ロイエンタール


 落書きロイエンタール。塗りは適当に写真屋。塗り始めてから真面目に線画レイヤー作ればよかったと思った。

 彼らしからぬ気持ちのいい笑顔だなこれ。例によってミッターマイヤーと飲んでるんでしょう。目の前には奴がいるからこんな顔もするんだろう。

 用兵の印象からしては、彼らの友人関係も「熱いミッターマイヤーをロイエンタールがブレーキする」みたいな感じなのかなーと予想したりしますが、実は逆なんだよな。
 いらん事言ったりやったりするロイエンタールを懸命にフォローする真面目なミッターマイヤー。平民出身なしっかり者なのですねこの一歳年下。
 つーか、彼も多分ミッターマイヤーが止めてくれる事を期待してると思うんですよね。だからちょっとばかり暴走した発言やってもOKだと思っているフシがある。

 多分に、ミッターマイヤーに憧れを抱いてたんだろうなあと思いますよ。本気で好きだったんだろうなあ彼の事(いや変な意味じゃないよ)。

 だからこそ、最期まで待ち続けたんだろうなとも。
 友誼を裏切って(彼はそう自覚した)叛乱を起こし、親友がそれを迎え撃って見事彼を討ち果たしたと言う泥沼展開だったと言うのに。そこまで泥沼ったら10年以上の友誼があろうとも、見捨てられてもおかしくないだろ。
 なのに最期を看取って貰いたくて、最期の酒を一緒に飲みたくて、待ち続けた。そこには今まで通り「自分はとんでもない事やらかしちゃったけど親友はそれでも諌めに来てくれる事を期待する」心があったんだろうなあと思うのです。

 で、彼の期待に応えて、やっぱりミッターマイヤーは彼の元にやって来たんですけどね。結局間に合わなくて看取れなくて、遺体との遭遇でしたが…。
 全くもって度し難いよなあこのふたり…

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