ウォルフガング・ミッターマイヤー


 自分の絵板で描いてみたミッターマイヤー。
 何と言うか重ね塗りしながらミスして、その修正が上手くいってません。レイヤー重ね塗りだから、根本的な部分を間違えた場合の修正が非常に難しいようです。レイヤー統合しながらやった方がいいのかもしれないなあ。でも統合したら透明度変わっちゃうからなあ…。

 アニメ第3期中盤から銀英にはまったせいか、双璧描く時は元帥姿がしっくりきます。マント姿がいい感じ。第3期頃になると、一次資料が殆ど見つかりませんが。
 ファンサイトなどで時折見聞きする「ロマンアルバム」ってのが一体どんなのか見当つかなかったのですが、古本屋で別の(ガンダムだったか)ロマンアルバムを目撃したので、どんな版形なのかようやく判りました。ヤフオクなどでも高値がつくような代物だけど、あまり期待せずに古本屋で探してみよう。第2期までしか載ってないみたいだけど。

 「双璧」として名高いふたりですが、御存知のようにその終着点はふたりで大きく異なります。叛逆者と、最後まで生き残った国家の重鎮。
 そうなると、正伝以後はこのふたりはセット扱いではなくなるのかなあとちょっと考えたりします。ロイエンタールは暫く、負の歴史として、功績の側からは抹消されてたりするんかなあとか。
 普通ならふたりセットで肖像画の題材とかにされそうですが、敢えて挑戦する画家もいなかったりとか。士官学校の講義にて戦術理論などで取り扱われる事もなかったりとか。100年位すれば再評価の動きも出てくるかもしれませんが。
 でも、ミッターマイヤーの生前に名誉回復されるとは考え難いので、当の親友だった人間にとっては非常に寂しく歯痒い状況かもしれませんね。

 そういう意味では、フェリックスが自分の出自を知ったら、色々ひねくれてしまったりもするんかなあ。
 そうでなくても、士官学校に入った段階で苛められそうだ。特に公言していなくても殆ど周知の事実なのだろうしなあ…ロイエンタールの子ってのは。
 それまでの学校は温室のような学校を選ばせておくにせよ、士官学校にはそれこそ平民から旧貴族まで色々な子弟が入学する訳ですから。入学に値する能力さえあれば、身分はどうでもいい。ましてや貴族制度が緩やかに瓦解している新帝国にもなれば。
 エルフリーデの血も混ざっているから特別ロイエンタールにそっくりと言う訳ではない子でしょうが(事実アニメ版のフェリ坊はそんなに似てない)、厭世的な表情は血縁上の父親にそっくりになるんだろうなあ。


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