科学技術考察


 銀英伝世界の科学技術に関して、思いついた事を書き止めておく。後でまとめよう。

 インターネット的代物…はあるのかな。同盟側にはヤン宅に電子メールみたいなもんが届いていたみたいなので、存在するみたいだけど。あのメアドは軍人ヤンとしての公式に公表されている(軍のサイトに掲示されてたりするんだろうか)んかね。だから憂国騎士団やらヤンの配下であった兵士の親とかも、簡単に送れたりするんだろうか。
 そういやホームコンピューターって、帝国にもあるのか?アレってユリアンによる使い方を見る限りでは、現実にもそこそこ進行しつつある「電話やパソコンによる遠隔入力で全ての家電をコントロールする」みたいな道具なのかな。帝国の御家庭ではそんなもの使わずに人力で色々やってるような気がします。エヴァさんとか見てると。

 まあ自分内設定では「インターネットに類する代物は帝国・同盟共に存在するが、閲覧がかなり制限されている。特に相手方のネットは絶対に見れません」かな。
 大体コミュニティが惑星飛び越えてるから、コミュニティ間で繋ぐとなるとどうしても(人工)衛星経由になるもんな。現実世界みたいに世界中が有線ケーブルで繋がってる訳じゃない。帝国では衛星設備整えてやるほど民衆に金費やすとも思えません。貴族達は独自に電脳ネット持ってるかもしれないけどね。
 でもヤン艦隊の手に落ちたイゼルローンからは、どっちのネットも見れそうだなあ。元々帝国のものだったからあっちのネットとも繋ぐ事が出来て、ヤンが攻略した後は同盟側にも接続出来るようにして。…でも同盟政府への公式発表では「帝国からはシャットアウトされてしまいましたよあははははは」だったりしてな。

 自分内設定でのホームコンピューターは、まあパソコンみたいな解釈ですかね。ヤンが速攻で独自プログラム組んでみたり、イゼルローン奪還での(何だアレ的)キーワード設定と言い、使える人間にはかなり高度な使い方が出来るみたいです。
 双璧もアレはアレでかなり高度な事できるんだろうなーと妄想中。ふたりとも足跡残さないハッキングはお手の物。とんでもねえ自作マシン組んでたりするかもな。

 で、義手やら義眼話だけど。拘禁ifでもちょっとネタにしたけど。
 外見や機能上は、人間の生身とほぼ変わりないようですね。義体(便宜上こんな呼び方にする)ってのは。
 でも生身以上の機能はつけないみたいですね。ワーレンの義手も人間並みの力しかないようですし、オーベルシュタインの義眼も視力が物凄いとか赤外線感知が出来るとかそういう事ではなさそうですし。…関係ないけどオーベルシュタインの目からレーザーが出るってのは良くあるギャグだよな。でも目にレーザー仕込んだら人工網膜が焼け付くと思うよ。回復に時間が掛かるか、永久的に網膜が焼けたままで交換する羽目になると思うよ。
 ワーレンの腕に銃とか仕込まれてたら、まんまサイバーパンクだよな。でもそんな機能はないみたいです。
 …思うんですが、腕に銃仕込んだりして「元から持ち合わせていた機能のように」コントロールするためには、それこそ脳神経からいじらないと駄目だよな。生脳ではそんな命令伝達する状況になかったんだから、そんな機能追加するならそれに類する回路も繋いでやらなきゃ。足にカルバリン砲仕込んでる鋼のパニーニャなんて「お前それどんな風に命令伝達してるんだ」と思ってたりするんで。
 どうやら脳神経をいじる生命工学は発達してないようですね。この世界では。

 で、義体がかなり発達している割には、欠損なしに生身の人間から義体にチェンジする人間はいないようです。やはりこの世界の義体ってのは「身体の欠損を補うためのパーツ」に過ぎない、だから「人間並の機能」以上の発達を見出さないって事か。
 いやね、率直に言うと、ロイエンタールやその家族があの金銀妖眼が厭なら、片目義眼化すりゃいいんじゃなかったのかとか思ってね。まあその点は倫理的問題以前に、彼の度し難いパーソナリティに依存してもいるんだろうけど(本気で厭ならカラーコンタクト入れるとか考えると思うんだよな)。

 さて時間切れ。続きはまた今度。

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