OVA感想 第9話〜第12話
第9話「クロプシュトック事件」
  • はい借りてきましたよ。2巻借りてきたので連日更新しないと間に合いません。頑張ってついてきて下さい。
  • ちなみに5,6巻はレンタル落ちのビデオを持っているのでビデオ版の感想になります。そして第1期最終巻ですが、いっそ買おうかなと考え中です。双璧者として、ポーカーシーンとかロイエンタールの野望スイッチ入るシーンとかが結構美味しいような気がするんで…2話のみ収録の巻だから安いし。
  • ブラウンシュバイク公の宴会に参加する動機もいくらかある訳だなフリードリヒ4世。娘婿だし孫娘にも会いたいと…愚かな人物ではなく、むしろ平凡な皇帝であるだけという印象。有能な皇帝を求めるならば、平凡すらも悪なのかもしれないけどなーだからラインハルトに毛嫌いされてるような気もするよ。
  • で、ブラウンシュバイク公にクロプシュトック公が絵を贈る。ルドルフ大帝の肖像画で、美術的にもいいレベルらしい。
  • お、正伝ではフレーゲル初登場。
  • クロプシュトック公って割と歳を食ってるんですね。爺さんなのでちょっと驚いた。ブラウンシュバイク公やリッテンハイム公は中年と言う印象なのですが…クロプシュトック公は苦労したから老けてるんだろうな。
  • 一方、拗ねてるラインハルト様。いきなり「嫌だ」だもんな。正装しておいて何やってるんだ。キルヒアイスの「仕方ないなあ」と言いたげな顔がナイスだ。
  • で、何故軍服じゃないんだよキルヒアイス。そのスカーフが凄まじい。
  • クロプシュトック公はトランクではなく杖に仕込んだんですね。7時にセットしてあって、20分前には戻ると。
  • ヴェストパーレ男爵夫人とラインハルト達は既に繋ぎがあるんですね。っつーかヴェストパーレ、判り易いまでにキルヒアイスに仕掛けてないか?周りに愛人引き連れてるけど。こういう色目にはラインハルトは勘付くのになあ………気付いてるんだよな?アニメでも。
  • そんな彼女からあの御老人がクロプシュトック公だと教えられたのでありました。車のドアを開けた時にクロプシュトックと出くわし、謝るラインハルトは計算ではなく本心だと思う。でもクロプシュトックはしかとして行っちゃった。これは貴族としての誇りなのか(ラインハルトは貴族の間で有名だろうから、社交界から遠ざかっていたクロプシュトック公も知ってるだろう)、それとも今からテロやるから目立ちたくないだけなのか…。
  • 車の中でパソコン使って仕事でもやってるらしいキルヒアイス。何故パソコンまでもそんなに装飾過多なんだよ帝国って。
  • 絵を鑑賞してたラインハルトにフレーゲルが絡んでますよ。と言うかルドルフ大帝の絵ってよく使用されるモチーフなんですね。絵師とその持ち主が、皇帝への忠誠心を示すアイテムでもあるんだろうけど。
  • あれ?皇帝来るの?
  • NGワード「姉」がフレーゲルの口から出たよ!でもラインハルトは判り易い反応はしませんでしたね。
  • 6:40にクロプシュトック公退出。キルヒアイスがそれを目撃。「そういや杖持ってないなあ」とも気付く。まるで2時間サスペンスドラマ並に判り易い画面構成。
  • ああ、やっぱり皇帝来ないのか。
  • ヴェストパーレがここにいるってことは巻き込まれるんですね。大変だ。
  • アンスバッハとキルヒアイスがここで出会うのも意味ありげで今後の伏線っぽい描写ですね。しかしあんな私服着てる奴が中将様だとは、衛兵もアンスバッハ准将も思わなかっただろう。
  • ルドルフ大帝に対する忠誠心はあるのですねクロプシュトック。原作だと「実体験から、最早皇室は神聖不可侵と言う認識はなかった」と言う印象なので、フリードリヒ4世以外の今までの皇帝すら尊重する気がないんじゃないかと言うイメージがあった。
  • 皇帝来ないなら面倒臭いやさっさと帰ろうとしていたラインハルトの目の前で老婦人が倒れてきて思わず抱き止める。丁度杖が置きっ放しになっていたソファーを借りる事に。杖を持った侍従がそれを撤去して外へ………
  • で、7時丁度にどかーん。
  • ラインハルトは割と普通に座ってましたね。ちょっとは瓦礫の下に埋もれてるんじゃないかと思いましたが。
  • ヴェストパーレもラインハルト並に無事でした。あんたら悪運強いな周りの惨状と較べると。つーか周りが凄い事になってるのに祝杯挙げようとするなや。
  • メックリンガーじゃなくてシュトライトが警備担当なんですね。良く考えたら原作では何故無関係な(しかもラインハルトに好意的になりつつあった)メックリンガーがブラウンシュバイク公の屋敷で警備担当やってたんだろうなあ。むしろアニメのこっちの方がしっくり来る。
  • フェルナーまで初登場!「門の前にルドルフ大帝の像がありますから…それでも砲撃してもいいのですか?」とは、初登場時からシニカルな人だな!
  • 以上、この回の目的はブラウンシュバイク公側の人間のクローズアップだったのでしょう。原作のままだと公とフレーゲル以外の影が薄いまま内乱のどたばたに巻き込まれていくのですが、アニメではここで顔見せしておいたと。アンスバッハの忠誠心とフェルナーの皮肉屋の印象もついたし。
  • 後、帝国における世界観が判ってきた。ルドルフ大帝は本当に神聖不可侵。でもその絵が燃えそうになっているのを止めようとしたブラウンシュバイク公の行為は忠誠心からなのか金銭からなのかは謎。後者が強いだろうけど、この世界観では前者が無いとも言い切れない。そして公を止めようとしたフレーゲルは、つまりは燃えても構わないと思ったって事だ。叔父上程に大帝への忠誠心は無い?
  • リヒテンラーデを見ていても思うのですが、彼もフリードリヒ4世に自分の意見を無理強いしている訳ではない。建前かもしれないが、傀儡にはしてないよな…前回の3長官が辞表出した時も結局はまず皇帝の意思を尊重した。
  • 大貴族連中は皇帝を盲信しないまでもないがしろにはせず、上手く付き合ってる印象です。これが伝統の重みであり強みなのかなと思う。
  • 音楽ですが、ラストにベートーベン交響曲第5番「運命」第1楽章という、非常に判り易い曲を使ってきた事に驚いた。今までも「運命」は使われていたけど、第2楽章であり知らない人は知らない辺りだったから。
第10話「ジェシカの戦い」
  • えー………このOVA感想をずっと御覧になっている方々には何となく察する事が出来るかと思われますが、俺的にはタイトルからして既にヤバイですマズイです。物凄い突っ込みばかりの回になったらどうしよう。
  • ちなみに2巻分借りてきたし土日はF1で忙しかったので、未だに通しで見てません(噂のアムリッツァ見て「新世界より」の使い方を早く確認したい気もするんですけどね)。感想書く都度、その1話のみを見ています。だからこの文書いてる段階で、10話の内容は一切知りません。
  • どうも前回次回予告を見た限りでは、ヤンとユリアンの慰安旅行(多分違います)が発端っぽいので、この10話の感想が不自然にユリアン萌えばかりになってたら、見ていていよいよ俺の心理状態がやばくなってキャラ萌えに逃避したんだと御理解下さい。
  • んじゃあDVD突っ込んで見ます。
  • 帝国パートが2話続きましたが、久々に同盟パートです。
  • 何だ慰安旅行じゃなかったのか(当たり前だ)。士官学校の式典出席だそうです。
  • 空港でマスコミお出迎え&選挙の候補者がヤンを狙い撃ち。うわー凄いお膳立てされちまいましたねえ。ヤンも大変だ。
  • 「国民平和会議」というから反戦派の候補者かと思ったら、主戦派なのか。それでいて「平和主義者」を批判するのだから、ややこしいなあ。
  • ところでこの平和主義者批判は、原作ではトリューニヒトの演説で出てきましたね。やっぱりアニメ設定でも「一部の平和主義者」は無視できない程の勢力なんだろうな。
  • おやまあヤンは良く我慢しましたね。そこでぶちきれると思ってましたよ。ホテルでぼやくだけか。
  • ヤン!すげえ、パンチを交わしたよ!あの銃殺未遂並に奇跡だ!
  • ってユリアンはブラスター持ってるんですかい。同盟の銃規制ってどんなもんなんでしょう…あんな子供ですら持てるんだろうか?アメリカよりも緩いんじゃないのか?
  • ………うわー突っ込みたくて仕方ねー。何だこれ。「利用されたくないから士官学校の式典には出ないで」って…これ単なる圧力じゃねーか。やってる事は主戦派と同様に搦め手だ。謝れば、何を言っても、やっても、いいと思ってるんですか?押し付けを嫌うのがヤンなら、こっちにも反発すべきじゃないんだろーか。
  • うーん戦時の国ってこんな感じだよな。敵国があると言うのは、こんなもんだ。簡単に普通に国歌が歌われる。いや、W杯などの国の威信を賭けた争いでも普通に行われるから、戦争だけには限らないわな。
  • 誰かが襲われても気づかれないような、こんな寂れた所に未成年の子を残していくなんて、ヤンは凄い人ですね。きっと巻き込みたくないから連れて行かなかったんだろうけど、そっちの方には頭が行かんのか。
  • ラインハルトだけじゃなくてヤン側でもこんな回想があるなんて。12年前…だそうで。
  • ラップとヤンは友人というより悪友だな。ヤンも若いなあ。風貌ではなく、態度が。軽率っぽい。
  • いや予想されたことではあるけど、ヤン、ダンス下手だなあ!最高に笑える。駄目出ししてるラップがナイスだ。
  • 爆弾テロで選挙妨害って、ここはどんなカンボジアだよ!ありえねえ…そこまで馬鹿か主戦派のはねっ返りどもは。
  • 結局爆弾テロが裏目に出て、反戦派の代理候補になったジェシカが有効投票数の8割を獲得して当選しましたとさ。めでたしめでたし。
  • 色々としょっぱい回でした。ヤンとラップとジェシカの関係は、他の方が色々語ってるでしょうからうちでは敢えてやりません。何つーかだらだらとした関係と言うか、白黒はっきりつけずにここまで来ちゃったんだなあと言うか…いや誰かが言い出さない以上、必ずしもきっちり付ける必要はないんですけどね。
  • ジェシカですけど、ラップを婚約したけど実はヤンも嫌いじゃないし、ヤンからの好意も何となく理解しているから、あんな行動取るんだろうなあ。ラップと婚約した頃は勿論ラップが一番でしょうが、彼が死んだ後に容易くヤンになびいてしまう。そんなナチュラルな行動の末にこんな騒動巻き起こすんだから、嫌な「女」だなあと思った。
  • 反戦派と主戦派がガチで得票争い出来るような世の中なんだから、そこまで腐ってないと思うよ同盟。報道とテロで浮動票が動くのも、良くある事ですし。逆に言うと、ジェシカの8割得票も浮動票のおかげらしいから、今後はどうなるかは未知数って事か。
  • ところで鬼の首を取ったようにジェシカは権力者たちに「あなたはどこにいます?」攻撃をかましているようですが、じゃあローエングラム伯みたいに権力者が前線に出てきてたら、戦争してもいいんですか?最高指導者が一平卒と同じように戦争に命を賭けた場合、彼女が反戦を叫ぶ手段は何ですか?帝国のラインハルトグループの高級将校は全員そんなノリですよ?彼らが権力を握った新帝国を相手にしたら、彼女はどうなったのだろう?そして自らの命をもって民主主義ここにありを示そうとしたビュコック達の行為を、彼女はどう解釈するんだろう?
  • 以前から書いてるように真面目にその辺が疑問なんですよね。原作段階から。シビリアン・コントロールが徹底されなくてはならないはず(=軍政の責任者が前線までしゃしゃり出る事が許される訳が無い)の民主主義に生きてるはずの人間がどうしてこんな事を言い出すのかがマジで判らんよ。これ、ワイドショーレベルのアジだと思う。
  • さて次回はまた帝国パート。B夫人だB夫人。
第11話「女優退場」
  • 祝・双璧居酒屋実況モード脱却。
  • と言う訳で11話目にしてようやく連中がまともに働きます。そのため、若干キャラ燃え&萌えモードでお送りする感想になりそうです。
  • 冒頭、フリードリヒ4世の遍歴。ベーネミュンデ公爵夫人からグリューネワルト伯爵夫人アンネローゼへの乗り換え。
  • オペラ鑑賞の陛下とアンネローゼ。帝国において、女性は長髪を結い上げるのが正装なんですかね。アンネローゼ様のあの髪型は新鮮だ。
  • つか、オペラみたいな舞台になってるけど、アレってマーラーの交響曲第3番第5楽章のアルトソロ部分じゃないか。普通にオペラ曲持ってくればいいのに敢えて交響曲内の斉唱部分を使うとは、そんなにマーラー好きかおい。抜粋した歌詞が特に本編に関連してる訳…でもないよなあ。
  • 悪企みモードのベーネミュンデと、フレーゲル。おお、原作と違ってこの騒動はフレーゲルが糸を引くのか。グレイザー医師はいない事になるようで。
  • 黒いなあフレーゲル。彼、門閥貴族の中では有能な人ですよねアニメ版だと。ラインハルトと本格的に宮廷闘争やってたら、結構いい線行ったんじゃないだろうか。「姉の身に気をつけるんだな」とは、原作では単なる悪態に過ぎなかったのですが、このアニメでは実際にそれをやってのけるようです。行動力と実行力がある人だ。
  • のどかに過去を回想するラインハルトとキルヒアイス。姉上との楽しい過去話のテーマソングは、ジークフリート牧歌らしい。
  • 多分手紙を出してるのはフレーゲル側の人間ですね。原作では特定されてないですが、アニメ版ではそんな感じのようだ。ベーネミュンデに全ての責任を被せるために、敢えてラインハルト他の宮廷の面々にこんな警告の手紙を出す。搦め手だ。
  • 結構あっさりベーネミュンデに荘園に引っ込めと言う申し入れがリヒテンラーデから。
  • ってフレーゲル何処にいましたか。扉の影に隠れていたとするなら、なかなか身のこなしが素晴らしい。
  • アンネローゼ様の元にラインハルト負傷のニュース。慌てて出て行くアンネローゼ様。
  • そしてそれを車中から目撃する双璧。どうも無人車ではなく運転手つきだったようですが、お前らマジで何処でも一緒か。部下もいい加減呆れるだろう。
  • それをふたりで一緒にキルヒアイスに報告しに行く。ラインハルトは会議で不在です。全員中将で同じ階級なのに、全員敬語なのが和む。
  • キルヒアイスは会議のラインハルトを呼び出そうとするが、女性通信士に「規則ですからお取次ぎは出来ません」とはねられる。
  • 帝国にも女性兵はいるんですね。原作ではキルヒアイスが女性兵にもててるみたいな地の文がありましたが、それ以外には描写がないのでガイエの筆が滑っただけだと思ってたよ。
  • ずっと戦争やり続けてるから慢性的な人不足だから、後方支援には女性も投入しなきゃ間に合わないでしょうね。同盟も似たような状況だと思うし。正式な士官であるデリカさんも、結局は情報畑出身で後方支援の人間ですからね。後のカリンはバリバリ実戦投入されてるけど、ありゃもうヤン・イレギュラーズ時代だから人員不足で女性がどうとか言ってられる状況じゃないしなー。
  • 流石に帝国では女性は士官学校には入れないとは思うけど。希望者が身辺調査や適正審査などを経て雇用されるって感じだろうかね。一平卒が着ている軍服とはまた違うので、正式な軍人ではないようです。給料は結構良さそうだ。
  • という風に妄想の翼を広げてみました。設定考えるのは面白いなあ。
  • そんな訳でラインハルトを抜きにして3人でアンネローゼ様を救いに行く事となりました。お前ら高級将校なんだから一個小隊程度の部下使えよとも思いますが、キルヒアイスが言うには私事だからあんまり他の人間は巻き込みたくないようです。
  • アンネローゼ様と平民の無理心中を偽装しようとするベーネミュンデ。わざわざ出向いてる辺り、相当な恨みのようですな。この辺、「オセロ」から何曲か使われてるみたいだ。
  • そこに追いつく中将3人。運転手ミッターマイヤーと、その助手席をがっつりキープするロイエンタール。キルヒアイスは後部座席ですよ邪魔者扱いですか。「手がかりは地上車しかない」って言ったんだから、キルヒアイスの隣で教えてやれよ。
  • いきなり銃撃戦です。「ロイエンタール、左の男を頼む」「よし、卿は右だ。キルヒアイス中将は援護を!」………やっぱりキルヒアイスは邪魔ですかあんたら?
  • 「アンネローゼ様」「ジーク」とふたりの世界を作り出しているのですが、ここまでべったりな関係だと双璧は把握してたんでしょうか?
  • 結局美味しい所を持っていったのは、オーベルシュタインでしたとさ。ブレーカーを落としてチャンスを作ってくれました。ここで動揺しないのが職業軍人達か。
  • 普通の大きさの窓なのに護衛の男がベーネミュンデを抱きかかえて(多分)脱出してるんだから、相当大変だったでしょうに。
  • それにしてもキルヒアイスは脅されてさっさと銃を置いたのに、後ろのふたりは構えたままでしたな。まるで電源が落ちるのを待ってたみたいだ。
  • アンネローゼを送り届けてから、ラインハルトにご報告。オーベルシュタインは証拠こそないもののフレーゲルが黒幕だと察知していた。しかしフレーゲルは先手を取ってトカゲの尻尾切りに走る。
  • ベーネミュンデは呼び出された際に、何故あんなに自信満々な面してたんだろう。原作とは違ってアンネローゼが死んだと誤解しようがないし、自分の仕業って事もがっつりバレとるのに。
  • と言う訳で自裁させられます。原作とは違ってブラウンシュヴァイクとリッテンハイムは同席せず。フレーゲルが「叔父上に何とかして貰おう」と言っていたから、この自裁はブラウンシュヴァイクが手回ししたのだろうに、同席しないんだな。証拠を皇宮警察に流れるようにしただけで、彼の一族は表向きは動いてないと。
  • と言う事は、アニメ版ではベーネミュンデは懐妊したものの死産だったと言うエピソードは無かった事にされてるんですね。彼女が歪む原点であるそこが。
  • ラストのナレーションも、9話と同じようなもの。この帝国パート2話は、帝国の歪みと体制側がどんな連中なのかを表現したかったのでしょうね。原作正伝ではいまいちそこが表現されないままアスターテアムリッツァと同盟との大戦争をクローズアップした挙句に、いきなり内戦突入でしたからね。だから、敢えて時間軸を歪めてでも(ミッターマイヤーの過去を改竄するわその改竄後を全くフォローしないわであっても)、外伝から持ってきたのでしょうね。
第12話「帝国領進攻」
  • …あれ?昨日の分アップロードして無かったよ?色々あって朝の9時に帰宅後に、寝ぼけながら感想作業やっちゃあいかんなあ。
  • ちなみにレンタル屋からDVDプレイヤー借りてきてるんですが、うちのモノラルブラウン管TV(95年製)では、見事に動作しやがりません!音声しか出ませんよ画面が黒一色だよ。多分市販のステレオ・モノラル変換機が必要なんだと思うんだけど…意味ねえ!まあパソコン再生もぼちぼち出来てるんで(コツが大体判った)、このまま頑張ろうと思います。
  • では今回は同盟パートです。まだ見てません。
  • ヤンとキャゼルヌとシトレが車で幕僚会議に向かっていたら、車が停まってしまいました。原作ではヤンがユリアンと一緒にいた時に発生した、交通制御センターのトラブルイベントですね。
  • 原作通り歩いて行くのかと思ったら、軍人らしく近くの公園にヘリ乗り付けました。まあ公務中ですし戦時下の国だし、軍の最高責任者であるシトレ元帥が言うんだから仕方ないわな。
  • 道路にはレベロの車も一緒に停まってしまっていて、シトレと軽口叩き合います。幼馴染だったんですね。手元にある原作エンサイクロペディアを見ても載ってないんだけど、アニメオリジナル設定ですか?
  • 最高評議会開催。ホワン・ルイって結構可愛らしい声しとるんですな。直前にシトレと仲良くしていたから、原作設定の「レベロはホワン・ルイとの仲良し」が何だか霞んで見えるな。
  • 結局最高評議会は帝国領への進攻案を可決します。どうやら選挙対策らしいです………って、通常議会の立場ってどうなってるんだろうな同盟って。ジェシカは「テルヌーゼン選挙区選出の代議員」という立場みたいですから、国政にも携わる事になるのではないのですか?それとも代議員って地方議員みたいなもんで、国政ではなく都道府県レベルなのか?
  • 最高評議会って日本では内閣みたいなもんであり、別の通常議会とバランス取ってる仕組みになってるべきだろうに…11人で国の舵取りしてるならそれは寡頭政治であり、帝国と変わらんだろう。こんな仕組みを考えたアーレ・ハイネセンとその仲間達って何考えてるんだ?
  • それにしてもウィンザー夫人ってジェシカの真逆なキャラだと思った。
  • トリューニヒトは世渡りが上手いな。と言うか冷静に状況を読んでるね。何故これが他の政治家に出来ないのか…。
  • つーかテルヌーゼンの補欠選挙で激戦の末に反戦派が勝ってるんだから、主戦派としてはかなりショックでかいはずじゃないのか?テルヌーゼンってハイネセン第2の都市だそうだから(今まで、銀英の有人惑星にはひとつの都市しかないと思ってたよ結構広く開発してるもんなんだな)、国政にとってもお膝元だろ?相当影響力がありそうな選挙じゃないか?
  • なのに「市民はイゼルローンの勝利に沸いていて主戦派が圧倒的多数で…」と言われても、実感が沸かない。憂国騎士団の煽りにも限界があるだろうし、あの風貌じゃあどう見ても逆効果だろうに…テルヌーゼンでのテロも大きな失点だよ。ハイネセン、ひいては同盟全体の主戦派にとってかなりでかい傷のはず。
  • その逆風を引っくり返すための起死回生としての大進攻…って、実際に勝てたらの話だけどな。戦略と戦術は軍人に丸投げか。
  • おそらくトリューニヒトはそのやばさが判っているから、反対したんだろう。しかし、反対はするけど、他の人間の賛意までを引っくり返すつもりはなかったんだろう。何故なら、他の人間の失敗して貰わなきゃ、彼の「成功」は目立たないから。博打ではありますが、彼はこの博打に勝算があったんでしょう…レベロやホワン・ルイの意見を訊いて。
  • ところでグリーンヒル親子とヤン親子が一緒に飯しばくシーン(三月兎亭初登場)、まだアニメではやってないですよね。あるんですかね。
  • 同盟軍オールスターズ。後にこの大半がアムリッツァで散華すると思うと…同盟は大変な財産を失ってしまうのですね。
  • フォーク准将の演説に、ヤンどころか全員がやる気ねえっぽい雰囲気醸し出してるよなあ。どこら辺に好戦的な軍人がいるんだろう。軍の上層部は冷静ですね。周りが持ち上げてる感じだ。まあ軍は道具に過ぎないのですから、自分の主張なんぞ持ってない方がいいんですけどね。
  • しかし軍の上層部は反戦論者であり、最高評議会は主戦論で固まったってのは、同盟の現状に対して大いなる皮肉だな。
  • 出兵しろというならするけど、後方の作戦立案はこっちがやるんだぞこん畜生と言いたげなキャゼルヌさんがたまりません。マジで上層部(フォークと、多分ロボスも除く)は苦悩してばかりだ。
  • その頃、ルビンスキー繋がりで在フェザーン帝国高等弁務官から「帝国領進攻」の情報が伝わった帝国側は、ラインハルトにその迎撃を行う勅命を下す。さあこれでようやくラインハルトグループがまともに仕事をします!
  • って、次回予告が全然違うやんけーーーー!!
  • どうやら銀英アニメ第1期に存在すると言う、完璧オリジナルエピソードのようです。この頃はまだラインハルトグループに合流していないケスラーが、辺境で何かやってます。アムリッツァ燃えする気勢を削がれた。
  • ………ま、まあ、多分アムリッツァも近いと思うんで、予習がてらに手持ちのドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」クーベリック+ベルリンフィル版でも聴いておく事にしますよ。ちなみに「ここまで来たら感想書く日にその都度見よう」と、それを実行しているので、まだ見てない。

[next] [back]


[OVA感想 top]
[SITE top]