OVA感想 第5話〜第8話
第5話「カストロプ動乱」
  • 自分はかろうじてまだ20代後半なのですが、この年代のクラシック好きにありがちな事に組曲ドラゴンクエストから入ってますよすぎやまこういちは偉大だよなと言う事で拍手コメントに答えつつこんにちわDVD第2巻感想始めます。
  • そんな訳で中高のブラス部活でやった曲の下調べとしてCDやダビングカセットを大量に持ってる訳で、あまり好きじゃなくて聴かなくなってた奴も頑張って発掘してる今日この頃です。マーラーあんまり持ってなかったよ銀英メインテーマと化してる交3と交2「復活」位はCDでも持ち合わせておいた方が良さそうだ。
  • 何故ギリシャ風なんだカストロプ公の領土は。訪れているマリーンドルフ伯の中世ヨーロッパ振りが浮く浮く。
  • アニメオリジナルですが、領土を守るはアルテミスの首飾りVer.2のようです。どうやら本家アルテミスもフェザーンが売りつけてるみたいですね。いいのかそれで同盟の国防は。
  • はいラインハルト元帥府。馴染みの3人に、ワーレンとルッツとケンプとビッテンフェルト追加。ミュラーはまだですね。この頃は全員中将なのか…。
  • 解散後、酒無しで窓際でだべるミッターマイヤーとロイエンタール。お前らまだ仕事しないのか。
  • ロイエンタールですが、「勝てばな」って相変わらず他人に対しては皮肉屋で悲観家ですねあなた。
  • あらクルトとトニオはブリュンヒルトからキルヒアイスの下に異動ですか。相変わらず暢気だ。
  • って双璧が酒飲んでないと思ったら、ベルゲングリューンが飲んだくれてたーーーーーーー!!思わず爆笑。宥めるビューロー。
  • 部下相手なのに丁寧で敬語を使うキルヒアイス少将はいい人だ。
  • 酒瓶持ったまま艦橋に行くなよべるげん。キルヒアイス相手じゃなかったらぶん殴られてると思う。
  • 酔っ払ってるせいか、べるげんが非常に朗らかで開けっぴろげですね。後にロイエンタールの下に就いた時には上官に困らせまくられてたくせに。「昔は良かった…」とか思ってるかもしれない。
  • 回想。多分第4話でアンネローゼ様を訪問した際の奴。ラインハルトは姉上の前では年相応の喋りになるよな。可愛い。
  • アンネローゼ様、口紅濃いなあ今回。この濡れてるような金髪の質感はいつもながら色気を感じて好きです。
  • べるげんの酒瓶、持って歩いてきた時と捨てた時とで酒の量が変わったような…俺の気のせいでしょうか?タンクベッドで一眠りして酒を抜いてきたそうです…酒の匂いも取れるんだろうか。
  • キルヒアイスの戦法は、つまり工作船が指向性ゼッフル粒子を首飾り周辺(射程距離外)からばら撒く→首飾りの引力に引かれてゼッフル粒子が引き寄せられる→首飾りの周り、惑星外周にゼッフル粒子が定着(指向性だから引力でなくても引き寄せられるかもしれない)→囮として艦隊が接近して首飾り発動→点火して首飾りに引火…って事ですね。
  • カストロプ公はその場にいた全員に刺されて階段落ちかましてお亡くなりになりましたとさ。女性陣からも刺されてしまったよ。
  • 囚われのマリーンドルフ伯は解放され、ヒルダが迎えに来ました。これでキルヒアイスとの繋ぎが出来ました。
  • って1コマだけだったけど双璧やっぱり酒飲んでるし!最早予定調和の域に入ってきた。
  • フェザーンからもキルヒアイスはロクオンされたようです。そして「アルテミスの首飾りの弱点」は同盟には伝えられないのでありました。まあ後にヤンは別の方法で潰してしまうのですが。
  • キルヒアイスの優しさがクローズアップされた回でした。「ローエングラム候ならどうされたかと思いましてな」とべるげんも言うし、キルヒアイス自身も「甘いか…」と思っている。そしてラインハルトも「お前は優しいな」と言う。ラインハルトならば首飾りを壊した所で降伏勧告せずにそのまま攻め落としただろうと言う示唆だろう。そこに彼らの差があり、そこをオーベルシュタインに付け込まれ(言葉は悪いが)、オーベルシュタインを副官に登用する伏線となる…と言う事かね。
  • 例えば、今回、キルヒアイスは降下作戦の時に「民間人への暴行殺害は厳禁、もし行ったら銃殺」と命令を出しましたが、本当に行った人間がいたらキルヒアイスは殺せたのだろうか?そんな風に思わせる節すらあるのですよ。この構図では。
  • いや、それが出来なかったら司令官としてまずいんですが。それに、軍隊行動していてマジで暴行略奪殺害がないなんてそんなの夢物語でしょうから、この作戦中も行われた可能性が高いんですよね。でもそれを描いていないから、判らない。上手く逃げているような、そうでないような…微妙な感覚が残る。
  • 何にせよ、製作者側が意図しているのかは判りませんが、あの命令には後のフェザーン占領時のミッターマイヤーの同様の布告発令とそれを破った兵に対する銃殺、そしてイゼルローン再占領時のロイエンタール自らによる死刑執行と対比される構図になっていると思う訳で…俺が双璧ファンだから、気になるだけなのかな。
第6話「薔薇の騎士」
  • さて今回は同盟パートです。ユリアンの出番があればそこで癒されつつ、突っ込みを入れていこうと思います。
  • つーか第1期ってサントリーはスポンサーじゃないんですね。OP眺めてて今更気付いた。
  • 銀英テーマソングであるマーラー交響曲第3番第1楽章冒頭と共に、イゼルローンの紹介。ゼークト提督が攻撃で、シュトゥックハウゼンが防御で同格の司令官が存在する事こそが、弱点になるとヤンは思う訳か。
  • ところで銀英とは全く関係ないのですが、クラシック界の空耳アワー的有名サイトとして「軽メナ・ブラーナ」と言うサイトさんが存在します。そこでのマーラー交3第1楽章冒頭、正にこのテーマソング部分の空耳ネタがあるので紹介しておきます。さあ一緒に思い出し笑いするようになってくれ俺は道連れが欲しいんだよ(本音)。ちなみに他にも銀英で使われてる曲の空耳がたくさん載ってますので、御覧になるも我慢するも御自由に。
  • やっぱりエプロンユリアンは幼妻だよなあと思う。
  • ユリアンがヤンを第13艦隊結成式に遅刻してしまうように起こすなんてあり得ないので、実は遅刻してもいいよなーと思ってたんじゃないかと邪推。慰霊祭とは違って、ヤンが主役と言える式だしね。普通遅刻しちゃあかんだろう。
  • トリューニヒトが相変わらずアジ演説している訳ですが、ちょっとスレてる軍人(会話の内容からしてアスターテの生き残り)が突っ込みを入れている。だから、トリューニヒトも圧倒的な支持を得ている訳じゃないんだろうなあ…支持層としては上手い所を抑えているだけで。そしてその抑え方が上手いって事が、議会制民主主義で権力を握るにあたっての最良の道なのですよね。
  • トリューニヒト派の将校がカフェでウェイトレスの女の子をいぢめています。まあアニメオリジナルらしい判り易い悪役。そこにシェーンコップが乱入して庇ってあげます。
  • ところで将校を追い払った後にシェーンコップがこの女の子をナンパしないなんてあり得ないと思いましたが、これでいいんでしょうか?不良中年にはティーンエイジャーは流石に守備範囲外って事でしょうか。
  • オーディンではラインハルトとキルヒアイスがヤンの動向を把握していました。すっかりロクオンしてるなあ。
  • ヤンの求めに対するキャゼルヌの「超過勤務手当を出せとは言わんがコニャックの1杯も奢れよ」って会話が削除されてました。この辺は訊きたかったんですけど…。
  • デリカさん登場。キャゼルヌさんグッジョブ人事。おなご成分補充。
  • 第13艦隊をアッテンボローとキャゼルヌと一緒にユリアンもお見送り。
  • ところで結成式で会話しててヒューベリオンの艦橋に乗り込んでる例の3人組ですが、どうやらEDのキャストを見るに名前がついてるようです。しかし作中で呼ばれない限り誰がどの名前なのか全く判らん。
  • 声優さんの声が識別出来るならそこから当てはめる事が出来るんでしょうが、俺にはそう言う知識がないので、この感想では適当に「アッテン偽者」「ラオ偽者」「でこすけ」と渾名をつけて呼ぶ事にします。どの渾名がどの顔かわかんねーよと言う方はDVDなりビデオなりで御確認下さい。多分判ります。
  • って、この第2巻以降出番なかったら無駄だよな…呼ぶ機会あるんだろうか。クルトとトニオみたいな立場の狂言回し同盟版になりゃいいんですが。
  • Bパート。冒頭から作戦会議。ムライさんは常識論の人だなうん。
  • イゼルローンを奪取すれば和平交渉が出来るにせよ、ここで退役しようと考えるヤンはやっぱり無責任だと思います。
  • と言うか本気で退役出来ると思ってたんだろうか?他の件に関してはラインハルト以上に先を見通せるくせに、自分の退役だけは分析出来ないってのはあり得ないと思うんだが。
  • ヤンの「私ともうひとりつつましく食べていける位のね」って辺りでデリカさんがちょっと表情変えたのは「え?結婚相手いるの?」って事だったりするんだろーか。ユリアンの存在判ってるんでしょうかこの頃。まあこの会話の中でユリアンの話が出てきたので、もう判ったでしょうが。
  • エル・ファシルの思い出話。何だかデリカさんの目が遠くを見過ぎてますよ酔ってますよ。惚れてるよなあ判り易い程に。
  • この回想シーンで久々にDVD版作画に書き換えです。やっぱり浮くよなあ…。
  • イゼルローン要塞内部パート。オーベルシュタイン大佐ががんがん発言しますが、ことごとくゼークトと話が合わん。シュトゥックハウゼンがオーベルシュタインの言に一理あると言ったらそれに反発してしまうし。どうしてこう上手く行かんかなあ。
  • 変装シェーンコップヒゲモードだよあっはっはっはーーーー!!
  • ってあっさり作戦を視聴者にもばらす事ないんじゃないかなあと思う。まあ侵入に成功した時点で、声優さんの喋りでバレバレになるとは思うけどな。
  • EDぶち抜きでイゼルローン攻略作戦開始。駆逐艦がイゼルローン入港に成功し、そして…と言う所でナレーションが入って終了。
  • ちなみに次回予告ですが、全てDVD版作画と言う素晴らしい状況です。そしてもうネタバレしちゃいますが、次回は殆どDVD版作画で書き直されていました。当初のビデオ版ではどんな恐ろしい事になってたんでしょうか。むしろ興味が沸いてきましたが、確認する手段はそうそうないですね。
第7話「イゼルローン攻略!」
  • さて後半戦。原作での第5章を分割してる事になりますね。第1期は原作をかなりいじってるので、そう言った構成変更もまとめたら面白いんだろうか。
  • 「艦長のフォン・ラーケン少佐だ」と名乗ってるのに、テロップがシェーンコップだからもうバレバレじゃないですか。偽者の名前出すなりこの時点ではテロップ伏せるなりしとけよ。リンツにも言えるけど。
  • 面会前に軍籍証明を求める帝国側と、難癖つけてそれを拒否するリンツ。原作ではIDとかも用意してきた(そして帝国はそれを確認しようとしなかった)用意周到さなのに、アニメでは準備不足ですね。帝国は原作程愚かじゃないが、緊急事態とはったりに負けてしまった。
  • 「ああっ!始まってしまった!」ってリンツのわざとらしさがたまらん。
  • 士官の機転でイゼルローンの全機能が凍結。シェーンコップは30分で落とさなくてはまずいのに、ちょっと大変になりました。
  • って、担架ベッドはお前らの持ち込みかよ!変な所で用意周到だな。上手く騙せるんだから、スパイっぽい方々だ。
  • オーベルシュタインは普通に副官の仕事やってますね。ここで進言を要れたら良かったのに…ミュッケンベルガーだけではなく、ゼークトにも完璧に嫌われてたんでしょうか。
  • Aパートラストで足を滑らせて落下するブルームハルト。Bパート冒頭でロープに吊られて民生地区のおねーちゃんに「はあい」なやり取り。和む。しかしこの要塞の作りはどうなっとるんだ。
  • 3人で中枢部(予想としては最大50人の兵力)を落としに行くのだから、ローゼンリッターの強さとそれの自負が良く判る。結局15人でしたが、それでも多勢に無勢ではある。ゼッフル粒子みたいな道具があるから火器が一切使えない(=一挙殲滅が出来ない)のが救いになるのか。
  • 要塞中枢部の守備兵、平和ボケしてるなあ。「要塞内部にいる限り安全」とか言うんですから。
  • ローゼンリッターの悪名も上手く利用してるなあ。
  • いい感じでヒューベリオンの3人組は狂言回しになってますね。
  • ことごとくゼークトと意見が対立したオーベルシュタインは、やってられねえと言わんばかりに下がる。そして密かに脱出用ロケットに乗って逃げる。
  • 3人組ラオ偽者の「提督の下で戦う事をとても光栄に思います、とても…」ってどういう意味なんだろうなあと思った。「逃げろと電信を送れ」と言う命令にびっくりしただけなのかな。それについていけないのか(=否定的?)、それとも好感を持ったけど戸惑ってるだけなのか…。
  • 玉砕確定したゼークトに対してブチキレるヤン。しかし同じDVD版作画なのにたまに下睫がついてるととても違和感を覚える。
  • しかし艦隊戦だから、旗艦のみを攻撃したとしても提督以外、艦長以下の乗員も全て巻き添えになるのが、難しい所だよなあ銀英って。基本的に艦1隻=兵士1人って考え方で読むべき小説ではあるんですが。
  • そんな訳で第13艦隊はハイネセンへ帰還。出迎え最前列はアッテンボローとキャゼルヌとユリアンががっちりキープ。
  • 辞表出してきたヤンを3人組が慰留に掛かります。この時点ではヤンへの好意が確定していますね。で、シェーンコップが受け取った辞表破り捨てて終了。
  • 辞めたいけど部下は見捨てられねえ、だから続けるしかないよなあ…って感じか。中途半端に我が強いけど、ある程度の事情の前でならそれを曲げる事も厭わないから、ヤンは難しい人だよなと思います。その微妙な自己矛盾が鼻につく人もいれば、「そこがいいんだ」と思うファンもいる。個人的には前者寄りになりつつあります。
  • 作画は9割近くDVD版に書き直されています。ビデオ版では一体何があったんでしょう。かろうじて残されている元の絵も、それ程変だとは思わないのですが…そこだけがまともで、消された部分はどうしようもないような状況だったんだろうか。
  • BGMですが、全編にマーラー交響曲第6番「悲劇的」第1楽章が流れています。むしろこの回の主役です。「我が往くは〜」における「ボレロ」並の扱いだと思います。こうしてイゼルローン攻略と合わせて聴いてみると、冒頭からがんがん流れる主題を行進曲みたいに感じますね。
  • ちなみに例の「軽メナ・ブラーナ」さんでもネタ紹介されてますし、もうひとつの雄である「連結クラシック委員会」さんでも取り上げられてるので興味がある方はどうぞ。この2サイトってクラシックパロディサイトの双璧だよね!(誰に同意を求めとるんだ
  • 以上、何だかパソコンの調子が悪くて(しまいにゃ異音を発したので慌てて止めてディスク抜いた)ぶちぶち切れつつの鑑賞。果たしてレンタルビデオ落ちの巻までパソコンでDVD視聴出来るのか、そこも見所になってきたOVA感想です。そこまで持たせたらまだ何とかなるんだ!(ヤンみたいな事を
  • …DVD3巻以上借りたらプレイヤーも無料レンタルしてくれる店利用してるから、素直にそうすべきなのかもしれん。どうせ次回は「8月中アニメフェアでレンタル料が割安」の滑り込みとして、3,4巻をまとめて借りてくるつもりですから。もうひとつ他のアニメでも混ぜるか。笛糸がどれか1巻だけでも残ってたらいいなあ…。
第8話「冷徹なる義眼」
  • そういや前回指摘し忘れてたんですけど、あのイゼルローン攻略法って、戦時国際法上いいんでしょうか?露骨な便衣兵っぷりだと思うんですけど。
  • 多分原作者は原典としてのトロイの木馬をやりたかったんでしょうけど(ついでに言うなら再奪還する際にはコンピュータウィルスとしてのトロイの木馬ですな)、あれは古代だから許された戦法であり、法整備がされてきている近代以降では、ありゃいいのか?原作読んだ時点からずっと疑問に思ってるんですけど。帝国は公式には同盟を国とは認めていない=地方叛乱という建前=つまり国と国との取り決めである国際法は適用されない…って抜け道はあるけどさ。
  • さて2話振りに帝国パートです。
  • 例のマーラー交3に合わせて銀河帝国の成り立ちをナレーション。8話にしてようやくルドルフ大帝がどんな人物だったのか、そしてアーレ・ハイネセンの長征一千光年も語られる。
  • オーベルシュタインの脱出シャトルから本編は始まる。さてラインハルトに本格的に接触を企むようです。
  • ラインハルト元帥府。「下がってよい」と言われて皆揃って出て行くけど、キルヒアイスは残ってすぐにラインハルトの隣に立つ訳だ。本当にNo2ですね。
  • 帝国軍3長官がとりあえず生還しているオーベルシュタインに詰め腹を切らせる話し合いをし、オーベルシュタイン本人はラインハルトに面会を申し込む。キルヒアイスまでを人払いしてふたりきりです。
  • このシーンだけど、ラインハルトはどの辺でオーベルシュタインを買おうと思ったんだろう。ルドルフ批判やった辺りから?それともキルヒアイスが出てきて、その後のやり取りから?
  • キルヒアイスはラインハルトが命じたら、オーベルシュタインのような丸腰の人間を撃てるのだろうか?自分の良心と、ラインハルトの命令は、どちらが優先する?オーベルシュタインは前者だと思ったから、こんな駆け引きが可能だったようだ。
  • 「ゼークト提督からも嫌われた事だろう」って前話見てたら正にその通りだよなーと思う。「忠誠心を刺激するような人ではありませんでした」とオーベルシュタインは言うけど、一応副官としての職務は果たしていたと思う。
  • 3長官が辞表を出したがラインハルトはその職を得ようとはしない。それを盾にオーベルシュタインの免責と自分の元帥府への転属を求める。
  • オーベルシュタインを元帥府に迎える事にしたが、ラインハルトもキルヒアイスも彼の事をボロクソに言うよなー全く。
  • あれ?ラインハルトの部屋の扉は衛兵ふたりによる手動なのか。自動ドアじゃないんですね。
  • 唐突にキルヒアイスの5年前の回想。幼年学校時代で、アンネローゼ様に会った帰りの門限破りになりそうな時間。
  • そこで絵に描いたような「よいではないかよいではないか」「お代官様おやめください御無体な」みたいなシーンに出くわし、例によって金髪さんは無茶をします。顔を見られずに済んで良かったですね。
  • つーかお前ら、必ず草むらの丘を転げ落ちるんだな回想だと。
  • 「あのルドルフに可能だった事が俺に出来ないと思うか?」…10年前のあの日は、アンネローゼ様を救い出すために力が欲しい=出世したいって事だっただろうけど、ここでは真面目に簒奪を考え始めたって事ですかね。
  • で、お前ら門限は良かったんですか?
  • キルヒアイスと入れ替わりにやってきたオーベルシュタインはラインハルトとワイン飲んでました。本来ならキルヒアイスと飲みたかったであろう良いワインだろうになー。いちいち義眼を光らせないで下さい怖いよ。
  • フリードリヒ4世はそれ程愚かな人物ではないように思える。「どうせ滅びるなら華麗に滅びればいいのだ」って台詞、この距離だとリヒテンラーデ公にも聴こえてるよな…原作とは違って。
  • さて、エンディングの「ひかりのはしをーこえてー♪」の辺りでいきなりパソコンごと電源が落ちたりしましたが、どうにか終わりです。真面目にもう駄目かもしれんと思うよこのパソコンでのDVD鑑賞。
  • 今回の話はDVD作画修正がありませんね。第7話で力尽きたか。
  • 次回予告。うわーキルヒアイスの私服すげー。軍服で送迎やらなかったんですか?
  • というか次が「クロプシュトック事件」なんですね。ここでこのエピソードを挿入するか。どう本編に絡ませるんだ?不思議。
  • 以前から「おいしいシーンであるはずのミッターマイヤーが軍紀を正すくだりを何故アニメ化してないんだろう?それに付随するロイエンタールによる金髪さんち訪問やミッターマイヤー独房におけるやる気ねえ拷問吏とのじゃれ合いはアニメ化されてるのに」と思っていたのですが、こんな所でクロプシュトック事件をやってたら彼の過去もそれによって改変せざるを得ないって事ですか。原作で考えると「我が往くは〜」時点が初めてラインハルトの下で働く辺りになるのですが、アニメでもそうなんだろうか?
  • 後のフェザーン占領時にドロイゼンとバイエルラインが立ち話でミッターマイヤーの過去について話題にしてましたが、「貴族の部下を射殺した」ってだけで、具体的な戦いの名前とかは設定されてませんでしたもんね。この辺をオリジナル設定する気力はなかったですかアニメスタッフ。
  • オーベルシュタインが義眼外した辺りから流れるのは、マーラーの交響曲第9番第1楽章………ですか?ちょっと自信がない。マーラーは個人的には聴いてて疲れるから、あんまり発掘作業やりたくないよ(泣き言)。この重苦しい雰囲気がちょっとしんどい。同じ重厚さでもワーグナーは作られた重苦しさって印象だからまだついていけるけど、マーラーって素で重過ぎると思やしねえ?(誰に訊いてるんだ
  • それでは第3巻以降、いい加減双璧が居酒屋実況モードから脱却することを祈りつつ、第2巻終了。

[next] [back]


[OVA感想 top]
[SITE top]