いまわの幻


 一瞬だけ幻見てちょっと嬉しくなって、しかし速攻で現実に引き戻されて、そんな自分を冷笑してしまう。
 アニメ版の描写だけど、いまわの幻に最期まで浸れなかった辺りに、ロイエンタールらしさを感じる。

 「俺が敬愛したごく少数の人々」って、ぶっちゃけミッターマイヤー只独りなんだろうな。

 自分が選んだ道のくせに「遅いじゃないかミッターマイヤー…卿が来るまで生きているつもりだったのに間に合わないじゃないか」だもんな。最期まで親友に依存して迷惑かけまくりな奴だ。だったらそれなりに延命処置受けとけやと、泣きながらTVに突っ込んだのもいい思い出です。


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