ナイトハルト・ミュラー


 ナイトハルト・ミュラー。通称「鉄壁ミュラー」。自分の中ではみうら呼ばわり(何)。

 この人いつも怪我してる印象あるんだよな。薄幸と言うか…でも同じ場に居たケンプやルッツみたいにヴァルハラ送りにならない辺り、ぎりぎりの時点で幸運なのかもしれん。一時期のアピスパ状態か?
 漫画版は第1期のみなので印象が薄い、自分が見始めたアニメ版は第3期からなのでこれまたそこまで印象強くない…って感じなので、ガイエスブルクとかバーミリオン会戦とか、彼が非常に美味しい所を摘んでいった辺りをビジュアルとして見ていないために絵に出来なかったりする。今後のリピートでアニメ版見て、自分のイメージとの落差にへこむの嫌だもん…。後ろ向きだな自分。
 ケンプが死んだ事を知った時の「ヤンてめえ絶対殺す」みたいに憤るシーンとか、逆にバーミリオン会戦後にヤンと出会うシーンとか、結構好きなんですけどね。

 それにしてもガイエスブルクのくだり読み返してみて、軍務尚書が特に反対しなくて双璧が指揮採ったら、ヤンの不在を読み切り、容赦なくガイエスブルクをイゼルローンに最初からぶつけただろうなーと思った今日この頃。ロイエンタールならガチでやるよきっと。
 そしたらヤン艦隊の主要キャストがほぼ全滅してしまうので話が終わってしまっただろうな。まあユリアンが才能の片鱗を発揮して、トールハンマーをガイエスブルクの動力部にぶち当てて軌道変えてみたりしても話としては美しいかもしれないけど。そしたら双璧も「ヤンやっぱり居たのか相変わらずすげーな負けたよ」と感心して終わりかな…。

 …ミュラーの話はどうした俺。
 今までのトークでも書いてるように、パシリと言う印象が拭えなかったりしますよ。帝国内ばかりか同盟にもな。
 そして彼もどっちかと言うと同盟との共存を望んでいる…と言うか、戦わなくて済むならそれでいいみたいな雰囲気があるんだよなあ。その辺もヤンが認める部分なのかなあ。オーベルシュタインの草刈り後に誤解を解くためにムライをイゼルローンに送ろうとしてみたりさ。
 「鉄壁」だけあって後衛に回る事が多いから、自分から仕掛ける事がそんなにないから、心情的にもそんな風になるのかな…と考えてみたりもしますよ。地上でもすっかりビッテンの押さえ役になってしまったしな。

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