コルネリアス・ルッツ


 帝国軍上級大将(死後元帥)コルネリアス・ルッツ。序盤からいるのに何故かマイナーキャラ。

 ビデオ整理してたら、以前録画したビデオテープから「ウルヴァシー事件」の回が発掘されました。
 ここで彼が皇帝を守って殉じてしまった事により、ラインハルトはロイエンタールに不信感を抱く。ウルヴァシー時点ではまだロイエンタール叛乱とは確証持っていなかったが、それにしたってルッツが死んだ事に関して詫びも弔意も寄越さないというのはどういうことだ、やはりお前本気かと。
 また、当のロイエンタールは自分がやった事ではないとは言え「叛乱」のお膳立てをここまでされてしまった事により、結果的に自分の意思で皇帝に反する事になってしまう訳だ。「叛乱を起こすことは本意だが、仕立て上げられるのは本意ではない」と。

 それだけインパクトの強い死であるはずなのに、ファンサイトなんかであんまり語られてないのは、やはりキャラとしての人気が低いからなのか…確かに序盤からワーレンとキャラ被ってたもんなあ。
 イゼルローン失陥させてみたりテロに巻き込まれてみたりしてようやくキャラ立って来たもんな…って全部不幸なネタかい。

 キルヒアイスと同じく、ラインハルトを守って死んだんだけどな。彼も。

 で、ルッツ本人の話題。
 残留する際にラインハルトに「いざとなったら降伏せよ、ロイエンタールは勇者を遇する術を知っている」と勧められていて、実際に敵兵から降伏勧告喰らったのに彼はそれを蹴ってしまう。そして結果的に射殺されてしまう。
 結局彼は、この事件が起こってから数時間、最期までロイエンタールが本気で叛乱起こしたと思ったのかな。だから「もう信用できるかあんな奴」と思ったのか。
 事件中に同じような態度を取っていたミュラーは、確証持ってた訳じゃなく何かの行き違いだと信じたがっていたんだろう。その後実際に叛乱を起こされたってのに、その時点でロイエンタールを許して欲しい旨皇帝に直訴したりしましたし。

 その後ヴァルハラにて出会う事になったであろう彼らがどうなったのかが気になります。

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