アントン・フェルナー


 アントン・フェルナー。軍務省在籍にしてオーベルシュタインの懐刀。趣味は上司ウォッチング。

 キャラデザがロイエンタール第一稿だけあって美形ですなあ。そのくせいい性格してるし。終盤では負傷しつつも頑張るし。
 漫画版オリジナルである「上官の命令だから仕方なかったんですぅ☆と言え」とか「主君を見限ったので部下にして下さい」とか、もう最高。帝国側にあるまじき言動。あのオーベルシュタインに気に入られる辺りもすげえ。実力が評価されているのは勿論の事、性格上も何となく馬が合ってたんだろうな。
 個人的には「人間」に対する好奇心に溢れた人物だと思っている。下世話な好奇心ではなく、純粋な。だから忠誠心はそれに優先され、オーベルシュタインの配下になっても全く萎縮しない。オーベルシュタインに興味があるからこの仕事やってるんであって、別に何も気にする事はないから。
 ラインハルトに対する諸将のように忠誠心や好意や義務感ではなく、只単に「興味」でオーベルシュタインの配下になっていると。そんな印象。そしてその興味はオーベルシュタインが生きている限り遂に尽きる事はなかった。

 上司死後は実質的に軍務省No.1になるんでしょうが、彼は身の振り方どうするんでしょうね。適当に元帥連中から軍務尚書迎えて相変わらずNo.2続けるのかな…人事上もそれが適当だと思われますし、彼自身トップに立つ気はなさそうです。あくまでもヲチってて楽しい上司の下で働くのを選びそう。
 でも、オーベルシュタイン並のヲチ対象は今後現れそうにありませんので、数年後にはさっさと退役してしまいそうです。で、下野した後にめでたく帝国議会が開設されたりしたら、第一回選挙に立候補するんだろうなあと脳内設定。当選した暁には色々と面白い人間をヲチ出来そうですから。
 あーでもそういう意味ではハイネセンに渡っても面白いかもなあ。下野したらしがらみなく旧同盟の皆さんをヲチしに行けるし。


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