アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト


 アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト。

 何だか良く判りませんがミュラー並に結構な人気ある人ですね。原作ではあんまり目立たないまま死んで行った上級大将ですが、アニメではすげー結構いいキャラデザ(と声)だったからでしょうか。俺、声優さん殆ど知らないし興味ないんで良く判らんのですが。

 個人的にはアニメ真面目に見始めたのがマル・アデッタ会戦辺りからなので(あの、ディスカバリーチャンネルかと思いたくなるようなシリウス歴史の回を見た記憶があるので、一応第3期冒頭からちょくちょく見ては居たんだな…飛び飛びだったけど)、ファーレンハイト戦死は正に不意打ちだったりする。昔読んだ記憶を辿って「あれ?この人ヴァルハラ組だっけ?」と激しく混乱しました。
 …関係ないがあの時のマル・アデッタではビュコックじいさーん…モードだったので、降伏勧告拒否してあの名演説かました後、とどめ刺すべく手を振り下ろしたロイエンタールに一瞬殺意抱いたね!いや皇帝の命令なんだけどさーあの描写に何となく悪の帝国みたいだなあと感じたりな。

 その後の回廊の戦い初戦でこのファーレンハイトが死ぬ訳で、そこでまた衝撃を受けたのが銀英伝にはまるきっかけだったのかもなあ。ビッテンフェルトと組まなきゃもうちょっとまともな戦い出来たのかも知れないし、ああいう死に方したんじゃあ確かに旧ファーレンハイト艦隊の皆様はビッテンフェルトに対して恨みを抱くわな。
 あの散華は非常に格好よかった訳だけどな。「宜しい、本懐である」に始まり、自分が致命傷負った際には幼年学校生に対して「俺が子供を道連れにしたとなれば、ヴァルハラで肩身が狭くなる」とか。極め付けには「良かろう、形見をやろう。――卿の命だ。必ず生きて皇帝の御前へ参って報告せよ」。
 あー。ここですげー泣いたよ。

 同人キャラ的には「貧乏貴族」と言う一面もあるために、そこをいじられてるみたいですね。貴族でも生活厳しかったんだろうな。「喰うために軍人になった」と言う事だから、ミューゼル家以上だったんだろうか。

 と言う訳で今日の更新はこれと、ユリアンとデリカさん絵にSSつけた事です。


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