「漁色家」話



 ロイエンタールは「漁色家」と呼ばれるまでにオーディンなり駐屯地なりフェザーンなりハイネセンなりで女性を落としまくっ(て捨てまくっ)たって事になってますな。
 じゃあ、どんな風に落としたんかいという疑問が浮かんできたりします。

 銀英伝世界での女性撃墜王っつったら彼とポプランとシェーンコップなんでしょうけど、他のふたりは普通に女好きですからね。普通に口説いてやっちまうんでしょういつも。だからこいつらは判る。
 …そのふたりの中でも、シェーンコップは自分に備わった魅力で落とす事に重点置いているのに対して、ポプランはマメな努力と話術で頑張ってるんだろうなーてな違いも読み取れるけど。アニメ版ポプランのモデルがさんまってのは言い得て妙だよな(でもアニメのポプランの顔型って美形じゃないかあ?結構いい感じだと思うけどなあ?と俺自身は思うが…アニメスタッフが言うなら仕方ない)。

 ロイエンタール話に戻る訳だが彼の場合は他のふたりと違って、女が好きな訳じゃないくせに撃墜王なんだよな。むしろ幼少のトラウマのせいで女嫌いなのに、何故にそんな事になるんかなあと言う疑問があったりする。
 自分では何もやってないのに勝手に女が寄ってくるってのはいいとして、それを何故捕獲するのかと。放っておけばいいんじゃないのか。面倒臭くないんか。
 それとも、女性と付き合う事自体はそんなに嫌いでもないんでしょうかね。面倒臭くない程度に後腐れなく適当に会話楽しんでベッドに連れ込んでやることやるのは、それなりに楽しめるんでしょうか。酒みたいに。
 それ以上、束縛されたり求められたりすると嫌になるだけで。

 とか考えて思い付いた他のキャラが、GF感想取り扱いサイトらしく「阿佐ヶ谷Zippy」の人妻キラー(不倫略奪愛何でも来い、崩壊させた家庭は数知れず)・嵯峨"女は乗り捨て"トオル氏だったりするけれども。ちなみにこちらは「幼少の頃の初恋の人がボテ腹人妻」と言うトラウマ(?)からこんな事になってる訳だが。
 こっちは一応口説きに労力使ってはいるけどなー。飽きたら(今回のパロディポンチ絵の元ネタみたいに)容赦なく捨てるけど。気に入った年増見かけたら仕事そっちのけにするし。

 結局の所、良く判りません。漁色家と言う言葉だけが先走って、原作でその手の描写が殆どないからでしょうか。
 何せ唯一描写された女がエルフリーデだもんな。それですら、玄関先で刺されそうになった次のシーンではベッドに連れ込んでいると言う「ゑ、今どんなミラクルが起こった?」と思わずTV画面に訊いてしまった馴れ初めだったもんな。訳判んねえよ。

 まあ、こんな俺にも類推出来る事と言えば、潮時とは思ってない女からの電話であってもミッターマイヤーが来ている時に電話されたら不機嫌に速攻切るんだろうなと言う事だ。直前の電話での態度を彼に咎められようが「卿と酒を飲む方が楽しいに決まっているだろうが」で終わらせるだろうと言う事だ。


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