リア中だか高だかの頃に読んだ際には好きなキャラで、今も割合好きなままなのだが、今改めて読み返すと非常に作者の願望が投影されてる（つーか、今の時代で言う「自キャラ萌え」？）キャラだよなあと感じたりもする。
軍事の天才のくせに軍隊嫌いでさっさと退役したい不届き者（ちゃんと地の文で「不届き者」とかそういう表現がされてるのもガイエちっくだ）だし、基本スタンスは「面倒臭い」だし。敵味方問わず提督方にモテモテだし。ラインハルトが「ヤン・ウェンリーを迎えたいと思う」とか言い出した時には「おいおいお前何でも欲しがる曹操かよ」と突っ込みを入れたものだ。
何つーかあの作者、軍とか資本家とか権力者とか、そういう力持ってる連中を毛嫌いするくせに、望んでそんな力持った覚えなかったりその力を自分から行使するつもりはなかったりするキャラは好意的に描くよなー。
あんなにも呆気なく暗殺される辺りにも、勝ち逃げ感を漂わせてるしな。
と言う訳で素直に読み込めないキャラになってしまったんだけど、キャラ単体で考えたら好きですよ今でも。繰り返しになるけど。
同盟の皆様にいじられる姿も楽しいですが、帝国の皆様にもいじられて貰いたかったもんです。絡んでるのはミュラー位ですから。
手元に原作5巻ないんで詳しい描写確認できないんですが、バーミリオン会戦直後の停戦パーティの時にヤンを見かけた帝国側提督はどれ位いるんでしょう。ミュラーとは会話があったみたいですけど。双璧＋ヒルダはまだハイネセンで（会いたくもないトリューニヒトと会ったりして）どたばたやってんのかね。
そういやヤン独りで乗り込んで、アッテン以下他のメンツは行ってないんだっけなあ。キャラ的に勿体無い。
銀英伝サーチに登録して日数も経ち、お客さんもいるのか判りませんが。基本的にこっちのサイトは壁打ち慣れしとるんですが、感想など拍手で頂けたら幸いです。特にトークとかSSとか。そろそろ更新ペースも落ち着きそうではあるので、参考にしたい部分がありますので。誰を好きな人がここ見てんのかなーやっぱり紹介文に書いてるように双璧やユリアンなのかなーとかね。